オレンジブルーが呼んでいる

アルビレックス新潟を斜め上から応援

明治安田生命J2リーグ 第3節 VS京都サンガFC

ホーム連戦

お仕事で東京へ出張しております。

午前に東京着、打ち合わせ、チェックインをし、DAZNで観戦。

考えてみればネット環境があればどこでも見れるんですよね。

え、DAZN最高じゃない?(スリスリ

そんなわけで京都戦です。

f:id:rorosan:20180314084358p:plain小川が左サイドで復帰しました。

カップ戦でパフォーマンスの良かったゴメスが左サイドバック

安田は右サイドバックで出場。戸嶋がベンチ入りしました。

良いパフォーマンスがしっかりと選考基準に反映される事はモチベーションになります。

聞くところによると、控えメンバーに関しても戦術の取り組みが実行できているとのこと。

この試合、豪がいませんが、きっとカップ戦で重要な役割を与えられると思います。

多くの選手にバランスよく実戦を経験させていますよね。

先々の事を含め、かなり考えられてるんじゃないかなと思います。

f:id:rorosan:20180314085458p:plain京都は4-1-4-1。

元名古屋の選手が多いです、確かに。

レンゾ・ロペスの高さや馬力、岩崎、小屋松の両アタッカーに警戒。

闘莉王もいますね。

あれ、石櫃が二人・・

本多ですね・・。巧と泰基の将来のネタを取らないでいただきたい(こじつけ

 

  • 前半

開始早々小屋松に突破されピンチに。

左サイドでした。開始直後の受けてしまう時間帯は中々改善しませんね。

京都は攻守においてワイドな戦術を取っていました。

守備時は中盤を5枚にし、ゾーンを管理。

縦パスが中々生まれず、また収まりません。

指摘されていた方もおられましたが、楔に対してのプレスはそれ程ではなく

ボールの出所、特にボランチに対しての圧力が強かったですね。

京都は布部監督の元、まだ結果は出ていませんが守備戦術をしっかり実戦していた印象です。プレスのポイントが明確でしたし、ゾーンの意識が非常に強く感じました。

兎に角自分の担当するエリアに責任を持たせてる感じです。

プレスに行っても自分のポジションを留守にしない、セットし直す。

これが厄介です。

新潟としてはしっかりボールを回し、サイドを使う事で中央を空けるという作業を行わなければいけません。

今日の試合、サイドバック含めての横パスに対して、楔を受ける、間で受ける選手の中で一番前を向ける可能性があった選手が大でした。次に小川。

京都のアンカー宮城の両脇スペースを有効に使いたいという狙いは、大も小川も共有できていた様に感じます。

中々有効な縦パスが入らない中、状況はサイドから動きます。

大きく左サイドに開いていた河田にゴメスからパスが入ると得意の仕掛け、切り込んで行きます。

突破出来ず、こぼれ球も拾われましたが京都守備に僅かな穴をあけました。

相手のパスミスを狙っていた安田がインターセプト、その流れでミドルシュートを放ちます。枠を捉えた無回転。GK清水のファインセーブでコーナーへ。

素晴らしい仕掛け、素晴らしいシュートでした。

得点はこのコーナーキックから生まれました。


【公式】ゴール動画:矢野 貴章(新潟)15分 アルビレックス新潟vs京都サンガF.C. 明治安田生命J2リーグ 第3節 2018/3/11

 小川の精度も素晴らしいですが、貴章の高さたるや!

前節のゴールもそうでしたが、DFの背後、見えない所から斜めに切り込まれてあのジャンプをされてしまったらどうしようもありません。

早川がコラムでも書いていましたが、恐らく誰も勝てないでしょうw

サイドバックを経験して守備側の心理を理解できるFWに生まれ変わった様に思えます。

このリードを長く保ち、優位に試合を進めたいところでしたが、すぐに追いつかれます。

闘莉王のフィードに対して本多と競り合った安田に対してファール。

正直これはどうなんでしょう。ジャッジングに関してちょっと納得できない事が今シーズン多いかもしれないです。

特に基準の部分です。その基準の中でファールだったのならファールなんでしょうけど、その基準が試合中、両チームに対して変わっていくのは・・・まぁ慣れないとなんでしょう。


【公式】ゴール動画:染谷 悠太(京都)19分 アルビレックス新潟vs京都サンガF.C. 明治安田生命J2リーグ 第3節 2018/3/11

初めプレーに関与していた闘莉王オフサイドだと思いましたが、染谷のゴールでしたね。

ちょっとこの時間帯、判定に対してもセットプレーに対してもフワフワした状況になっていて、今一つ集中を欠いていた様に思えます。

 

セットプレーはまだまだ修正が必要ですね。

前半は中々有効なチャンスメイクが出来ませんでしたが、大将の存在感が戻ってきました。常に良いポジションを取り、チームの潤滑油になっています。

スムーズにボールが回せるのは彼がいるからと言っても過言ではないです。

前半終盤、しっかりパスを回して相手を動かした効果が出始めます。

ボールの出所、ボランチ二人に対してプレスがゆるくなります。

残念だったのは、この状況に持って行きながら有効な縦パスが入らなかった事、受けれなかった事。サイドに関してはほぼ制圧し始めてましたから。

あとちょっとですね。

その後は両チーム決定打を欠き前半終了。

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 平均ポジションですが、やや左サイドに寄っています。

小川を中心にサポートの意識の強さを感じれますし、やはり距離感がよくなりましたね。

安田が右に回った事で、右サイドに少し変化が生まれるかなと思っていましたが、監督が当初発言していたリスク管理の部分を見ても意思が共有されている様に感じます。

ゴメス含め左サイドが高めにポジショニングを取っている時、その逆サイドの選手たちはしっかりリスクを管理している。その逆もです。

この試合、注目していたのが河田、大、そしてゴメスです。

河田は焦っているんでしょうかね。効果的なポストプレーが少なく感じます。

貴章との縦の関係もそうですし・・。

これが監督の指示、狙い、チャレンジなら全く問題ありません。精度を高めるだけですが、そうでなければちょっと心配かな?

大も安定して悩んでますねぇw

個人的には、大をボランチに戻すことはチームとしても大にとっても良くないんじゃないかなと思っています。

彼は動きながら前を向ける選手です。今はそれが何故か出来ていない。

河田にしても大にしてもそうですが、背番号がプレーをしている訳ではありません。自分のプレーをすればいいと思います。それが結果に繋がると、私は思いますね。

ゴメスについては後半に。

  • 後半

後半は縦の意識をという監督の言葉通り、ボールの動きが変わります。

開始早々、間で受けた小川のワンタッチヒールにゴメスが反応、クロスはラインを割りましたが良いテンポ、攻撃でした。

後半は少し縦の攻撃が続き京都のカウンターを受ける場面がありました。

その中で光ったのは安田の判断力です。カウンターに流れそうな状況、中盤の準備が整っていないことを確認すると、しっかりとキープ。

チームに時間を与えます。彼はこう言ったチームに対しての気遣いをサラッとしますよね。監督の言う状況判断力ですね。

注目のゴメスですがこの日は少し精彩を欠きました。

アタックするタイミング等々、まだチームとあっていない様に感じます。

あとはビルドアップの面ですね。去年、小川と河田が入った事で彼の能力が存分に発揮出来る状況になりました。

この試合でもシステムは違えど小川、そして河田はしっかりとゴメスに寄ってきてはいますが今一つ。

後半60分、河田に変えてターレス投入です。

カップ戦は観れていないので、長い時間観るのは初めてです。

印象は「スムーズ」ですね。

フィジカルが鬼なのは言うまでもありませんが、兎に角柔らかくスムーズ。

ボールを持てば湧く。なんか久しぶりですね、こういう選手はw

あとはやたら受けに来るというところでしょうかw

まぁボランチ2枚が揃っている状況でそこまで受けに来なくてもいいとは思いますが、その辺りは試合を重ねるにつれ良くなっていくと思います。

ブラジル時代の映像を見ても、受けて展開して走り込むとか、チームをスムーズにゴールへ向かう道標を立てるのが上手いのかなという印象。

多分前線に張ってボールを待つタイプではないんでしょう。

あちらでもサイドからのマイナスのクロスにドフリーで合わせるプレーが多かった様ですし、ゴールを効率よく取る手段を理解している選手なんでしょうね、多分w。

ターレスが入った事でゴメスが少し生き返ります。

これは意外でした。受ける角度が良いのかもしれないですね。

ゴメスとターレス、小川のコンビネーションはワクワクします。

その後コーナーでもジュフンのチャンスを演出、終盤のカウンターでも最後の寄せなど輝きを見せます

ちょっと楽しみですね、これはw

試合はそのままドローで終了。

ホームで勝ちたかったですね。選手内からも厳しい声が。

なんかこの雰囲気、久しぶりな気がします。ウッチー以降ここまで厳しく発言する選手っていたかな?

この雰囲気、大切にしましょう。

 

先ずはベースをしっかり作る事。

そこに助っ人の彼らの存在です。

まだ3節、じっくりと成熟させていけば良いと思います。

 

 

東京出張を終え、これから新潟に帰ります。

ギリギリまでブログ書いていたので時間がヤヴァイ。


ハイライト動画 J2第3節 2018.3.11 新潟vs京都